当院で実施している光線療法についてご説明をいたします。
光線療法とは？
紫外線を使用して皮膚疾患を治療する方法です。当院で行っている紫外線療法は、特定の波長の紫外線を照射することにより、炎症の抑制や免疫調節、細胞の成長調節を行い、疾患を治療いたします。
日常診療でみられる皮膚疾患の多くは「免疫反応の異常・失調」が原因となります。薬剤による治療が第一選択となりますが、それでもうまく制御できなく困っている患者様に対応できるようになります。従来の治療器に比べ高輝度かつ照射時間の短さにより、安全に高い治療効果と患者さんの負担が限改善されることが期待できます
次のような方にお勧めをしています。
・外用剤を塗るだけの治療から、副採用のより少ない安全な治療をしたい
・ステロイドはなるべく強すぎないのがいい
・長年の治りにくい症状をどうにかしたい
・とにかく痒みをどうにかしたい 子供が痒みで困っている
・改善があるか試したい
・適用がある疾患は次の通りです。
アトピー性皮膚炎・乾癬・類乾癬・尋常性白斑・掌蹠膿疱症・円形脱毛症 など
副作用・リスク
光を当てた部分について「紅斑（赤み）」が出る場合があります。施術から１～２日ほどの期間で薄く赤みがでる程度になります。
３日以上赤みがでている場合には、出力を抑えて施術をします。
当院で利用している機器
ご注意
- 施術可能かどうかは医師の判断によります。施術をご希望の方はご相談ください。
- 週１回、隔週１回程度通院をいただくと高い治療効果を見込むことができます。
- 通常の診療費用と合わせて、光線治療の診療費をいただきます。